2018年10月7日~8日に福岡県大川市で開催されている木工祭に行ってきました٩(ˊᗜˋ*)و
いっぱい御祭ネタがあるので、[展示会]と[祭会場]とに記事を分けています。
このページでは、木工祭の展示会・展示品を紹介していますm(__)m
設けられている展示会場は[大川産業会館]と[大川文化センター]です。
大川産業会館
やってきました大川木工祭 大川産業会館\(^o^)/
一階・二階は[家具特特広場]
三階は[美味かもん広場]
ほかには、ネコ家具EXPO、大川優良建具展示会・建具販売、木と触れ合う木工教室が開催されています(∩´∀`)∩
ネコ家具展示に居るであろう御猫様達と戯れるのが一番の目的なのさ(o´艸`)
会場に入ってみると、人がいっぱい大繁盛!
実際に購入するとなると機能面を優先してデザイン性は我慢しなきゃならないけど、見るだけならデザイン優先でいいよね!
こんなもん使い道ないやん!でも、視界にあると楽しいよね(*´﹃`*)
あぁ^~デザインが楽しいんじゃ^~
ふぁー!スゲー!こんなもん誰が買うんや?!、って売約済みかよΣ(゚□゚*)!
無駄が許される世界は幸せよね。
仁田原建具製作所の展示ブース。
やっぱり組子細工は良いモノよね。直線を多用して基本形の繰り返しで所々に変化を入れる、こういう意匠は本当に好き♡
見て↓このテーブル凄いよね!ガラスなんて直線でカットするのが当たり前やと思ってたのに‥これは衝撃的やったわ(゚〇゚ 😉
来たよネコ家具EXPOコーナー\(^o^)/
猫用の小さい家具が展示してあった。ソファー型とベッド型のnekoが寝転がるための家具。
猫おらんやん!!でも人間はたくさん居すぎて、ちゃんと猫家具 見れなかった。゚(゚´o`゚)゚。にゃーん
まともに撮れた写真は↓これだけ。。
一通り展示品を見て回って、他の会場に移ろうと出口へ向かうとコレ↓
「無断撮影禁止
館内は基本的に撮影禁止となっております。もし撮影を希望される場合は、出店者へ必ず許可を得てからお願い致します。」って書いてある。
なので、一部画像無しの文字だけでお送りしました、画像の貼り忘れとかじゃないんです。つまらない思いをさせてゴメンなさいm(__)m
はぁ?こんなもん入り口で見えるように掲示しとけよヾ(`皿´#)ノ
バカじゃねーの?無許可で撮りまくってたわ!ほかの客もスマートフォンでバシバシ撮ってたわ(←許可撮ってるかもしれんけど。)
「許可取れ」って言うけど、あんな人込みで、誰が出展社員かもわからん状況よ?だってみんな私服やもん、客と区別つかんやん。
こういう所でお客さんに拡散してもらえよ。マーケティング素人かよ‥┐(´~`)┌
ネコ家具ブースは撮影可でした(∩´∀`)∩
産業会館を出て、次の会場[大川市文化会館]へ向かいます。
大川市文化会館
文化センターでは下のイベントが開催されています。
- 組子コースター製作体験教室
- ボンドアート創作
- 大川特産品即売会
- い草製品展示会
- デザイン甲子園
- ちびっこ木工工作展
- 大川樟風高等学校生徒作品展
- ドリームファニチャーコンテスト展示
組子コースター製作体験教室
↓組子コースター製作体験教室とい草製品展示会の様子。
組子体験受付。1組500円。
組子細工の見本。
ここからは、ちびっこ木工工作展と樟風高等学校生徒作品とインテリアデザイン展の会場。
実は、ここが一番の楽しみだったのだよ(*´∨`)
ちびっこ木工工作展
黄緑色の踏み台には足型がついてる。
となりは黒のゴミ箱、ちゃんとビニール袋のフチを止められるように設計されてる٩(ˊᗜˋ*)و
ちびっこ工作をみるチビッ子たち。
ガチャポンとかガラポン(抽選会でガラガラまわすアレ)みたいな動く作品が人気(*‘∀‘)
あああああああ小学生の感性好き過ぎる。゚(゚´o`゚)゚。
昇開橋。これ、割り箸と爪楊枝で造られてるんよねぇ(๑’ڡ’๑)
割る箸と、左右に分かれる橋を掛けて、架けてるんよね。
組子風ランプシェード。これも割り箸と爪楊枝で作られてる。白木と白紙の色使いが素敵よね、色を付ける必要がないもん。
これ!ぜんぶ糸ノコで切ったんかいな!?すげーーΣ(OдO;)!!
全国高等学校インテリアデザイン展
受賞作品が展示されています。
朝日新聞社賞 accordion shelf(アコーディオン シェルフ)
愛知県立起工業高等学校の山口愛里氏の作品。
こういう楽しいヤツは、ちゃんと製品として作って欲しいなぁ(*´﹃`*)
変形と合体は男のロマンよね!作者は女の子やけど(;’∀’)
全国高等学校インテリアデザイン展審査委員長奨励賞 Rokomo desk&table
福岡県立大川樟風高等学校 高島暉登氏の作品。
「じじぃとばばぁのインテリア」をテーマにして、高齢者の方が、下半身の運動機能の低下に自分で気づくために考案された作品。
大川市長賞 掘りだたみ
東京都立工芸高等学校 橋本彩衣氏の作品。
コンセプトは、[「膝や腰が痛くて座れない」「手に力が入らなくて立ち上がれない」そんな理由から広い畳の部屋から離れてしまった祖父母に畳の香りややわらかさ、ぬくもりを思い出してほしい。]
接近したときにつま先やカカトを打ち付けないように、蹴込みを設けてる所なんかは、優しさが溢れとるよね(^^♪
蹴込み←は側面から見た時の土台のエグレね、段が付いてる部分。
大川樟風高等学校生徒作品展
下の画像の、左側に写ってるのは[花柄スタンドライト]近藤海斗氏の作品。
説明書より一部抜粋→「花柄は四季を表しており春にスイセン、夏にアサガオ、秋にコスモス、冬にツバキをイメージしてイラスト化しレーザーで加工しました。」
こういう「切り絵」チックなイラストは慣れてないと頭が追い付かなくなるよね(;´∀`)よぉ頑張ったね。
細い線を残した上で光を邪魔しない薄さが要求されるから、硬くて高価な木材を薄くして使わないといけない代物。
職業で設計してた僕はついついコスト優先で考えてしまって‥ツマラナイ人間になったものね_:(´ཀ`」 ∠):
下の画像の、中央に写ってるのは[🐷ひろぴんドレッサー🐷]川添啓史氏の作品。作品名の「🐷」←豚マークは説明書通りに表記しています。
男性が、化粧用のモノを作るのは大変やったんやないかな?化粧しない人間は、どうやったら使いやすいのか分からんやん、いっぱい研究したんやろなヽ( ´ー`)ノ
[まるかどTVボード]新谷鈴香氏の作品。
説明書より一部抜粋→「リビングでよく遊んでいるのですが、そこにおいてあるテレビボードが角ばっていて、よく怪我をしそうになっています。その時私は、あまり角がないテレビボードが欲しいなと思い、」
わかる。丸みは優しさ(*´∨`)
精神異常者の隔離施設なんかに納入する家具は、外角の丸みを強くつけてた。訳の分からない行動でぶつかってケガしないようにって。
テレビボード上の、木製の「SINGAI」「SUZUKA」のNが左右逆転してるのはツッコミ待ちなのかな(゜∀。)?
[くみこダナ]高島暉登氏の作品。
説明書より一部抜粋→「この棚の特徴は、背板に自分でデザインした大川組子と引き出しの前板には、四季をイメージした物にしました。」
そうそうコレよ!こういうのよ!芸術家の所業よ!
棚にモノを置くと、どーせ背板なんて見えなくなるやん、と言うことは手抜きしていいやん。
エンジニアとしては手抜きしなければならない部分やん、3mmプリント合板で済ますやん、そこに最も高い価値を置くこのヤリ口よ!
どうか、この感覚を忘れないでほしいm(__)m
この作者 高島氏は、全国高等学校インテリアデザイン展審査委員長奨励賞取ってます。↑で紹介してます。
[💛新生タンスエボリューション💛]廣松玲奈氏の作品。
引き出しは左右で分かれてないんかいΣ(OдO;)!?
前板の中央に分割ミゾが入ってるし、左右中心に引き手が付いてるのに‥。
作者は意図してないんやろうけど、こういうフェイクデザイン好きなんよねぇ(*´罒`*)
仕事では、錯視・錯覚・見間違いが起きないように、誰が見ても正確に形状を捉えられるようなモノしか作れなかったから、こういうの作れるのは羨ましい。
作品を見てたら、樟風高校生から声を掛けられて「よかったら感想書いてってもらえませんか?」って。
書いたよ、「~学生のうちに自由で楽しいデザインを覚えてください。」とか、いろいろ。
仕事で家具・建具の設計やってると、実用性とコストを優先しなければならないからツマラナイものしか作れなかった経験から、切に願う。
楽しいものを作って、世の中を楽しくしておくれm(__)m
書いたら、コレ↓もろた(*´∨`)木をうすく切ったシオリ。黒檀かな?
って、これ40mm木口テープじゃねーか!こういう使い方もあるんやね(*´з`)
ドリームファニチャーコンテスト展
ちびっこのイラストを元に家具を作る企画[ドリームファニチャー]のエントリー作品の数々。
あーーーー!たーのしーーー\(^o^)/
作品のほとんどを理解できない僕の無能さが悔しい:;(∩´﹏`∩);:
常識が通用しない世界、異空間に放り込まれたような感覚。
なんか知らんけど、脳ミソが柔らかくなるわぁ(*´﹃`*)
ちびっこのセンス大好き、たまらん!
やっぱり小学生は最高だぜ٩(ˊᗜˋ*)و!
今日は多くの人のセンスに触れて楽しかった(*´∨`)
おわり。
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