世界遺産のまち大牟田へようこそ!光の航路につながる[三池港展望所]新港町

三池港展望所 閘門から船が入ってくる 満潮 航路 三池港船渠 大牟田市

三池港展望所に行ってきました(๑’ڡ’๑)

有明海沿岸道路に併設された、世界遺産三池港が一望できる高台です。

無料で観光ガイドの芳野さんに色々おしえてもらいました(∩´∀`)∩

ボランティアガイドは毎月最終月曜日だけ休みだそうです。

 

広い砂利敷きの駐車場があります。

看板や旗が旗がいっぱい立ってるので分かりやすい。

 

 

まっすぐ行くと世界遺産三池港、左に左折して曲がると旧長崎税関三池税関支署。

 

 

駐車場の横には、真新しい仮設トイレが3つ。

 

 

展望所ってコレかな?高さ3mくらいの高さにテントが2つ見える。

どうせなら、もう少し高い位置に作ってくれたら良いのに(;´∀`)

 

 

展望所らしきところまでは長いスロープを登ります。

 

 

すぐとなりには有明海沿岸道路が走っています。

 

 

高台のテントの下には、周辺の観光案内があります。

閘門・旧長崎税関三池税関支署・大金剛丸・三池港倶楽部・三川坑跡などなど、

せまい範囲にたくさんの観光資源がある(๑´◡`)

 

 

勝手にウロウロしてたら、スタッフに見つかってしまいました(;’∀’)

話を聞くと、「無料で観光ガイドをやってる」そうで‥早く言ってよねぇ。

プロに教えてもらった方が楽しいにきまっとるやん(*´﹃`*)

 

 

この辺は干拓地で赤い点線(下の画像)が海岸線だった。

今イオンモール大牟田とか帝京大学がある辺りも元々は海だった。

三池港は遠浅の海岸を深く掘って(内港11m・港外8m)掘り起こした土で周りを埋め立てた。

ボタも埋め立てに使ってるから、炭鉱のくせにボタ山がない。

(ボタは石炭じゃないもの、砂・土みたいな不要なもの。)

あいあい広場からも、閘門が見えるよ。

台風のときなんかは、高速船とかフェリーとか大きい船は港内に避難させてるらしい。(←金持ちさんだけ)

三池港を作った團琢磨さんは、72歳で右翼に暗殺されたそうですm(__)m

 

そんなこんなを聞いてると、閘門から船が入ってきた!

これはなかなか見れない幸運なんやって٩(ˊᗜˋ*)وやったぜ!

 

 

遠くに小さく見えるからあんまり大きく感じないけど、拡大して見るとこう。

みえるかな?閘門に立ってる人間の小ささよΣ(゚□゚*)

こういう大きい船は港内に入ったらエンジン切って、バージ船が押して着岸させるんやって。

エンジン回すと港内が波立って荒れるから。

 

 

近代化遺産

日本一の出炭量を誇った日本の近代化の象徴である

三池炭鉱関連施設は、積極的な洋式採炭技術の導入により石炭の増産体制を確立し、

海外への石炭輸出により外貨を獲得、日本の近代工業化をエネルギーの面で支えました。

石炭の採掘や関連工場で生成される副産物の輸送に関する一連の鉄道や港が残されており、

その中でも三池港は開港当時の姿を残しながらも、今もなお現役で稼働しています。

 

 

黄色に目立つアイツはクレーン船の[大金剛丸]。

1905(明治38)年に購入されたイギリス製の浮クレーン。

石炭を燃料に最大15トンを吊り上げ、三池港の築港に活躍して、現在も稼働中。

ガイドさん曰く「アレだけでも、世界遺産に匹敵するほど貴重なもの」。

 

 

向こうには旧長崎税関三池税関支署が見える。

県道736号線は10tダンプカーが行き来してる。石炭を積んだダンプだそう。

1908(明治41)年、三池港開港と同時に開庁。

1965(昭和40)年まで同支署として使用。

「アソコにもボランティアガイドが居るから色々と教えてもらうと面白いよ」ということなので、行ってきますε=┌( ´∨`)┘

 

税関の向こう側にはソーラーパネルが設置されていて、

そこは元々 九州電力と三井アルミの火力発電所があった場所らしい。

ついでに、航路の左側の先端には竪坑があったけど今は跡形も残ってなくて、

ソフトバンクのソーラーパネルになってるんやって。

 

 

三池港閘門の開閉時間。

この時間に来ると、門の開閉が見れます\(^o^)/

僕がここに来たのが2018年10月13日9時50分‥

この日は早朝6時9分には開閉終わってた_:(´ཀ`」 ∠):

 

 

展望所から港に向かって右側にある、赤と白の煙突は火力発電所。

煙突の左にあるプラントはバイオ燃料発電所、

つい最近完成したもので、まだ試運転段階らしい。

この辺は空き地がいっぱい有るし、有明海沿岸道路のインターチェンジが近いから、これから色んなものが出来るんやろなぁ(*‘∀‘)

 

 

三池港展望所案内所の壁には[光の航路]写真と石炭関係の年表があります。

 

 

光の航路は、夕日と三池港への航路と閘門と展望所が直線で結ばれる現象らしい。

11月と1月には[光の航路]が現れて、その時にはカメラマンが100人くらい集まるんやってΣ(OдO )!!

 

以下に年表を一部だけ。

1469年(室町時代):三池郡稲荷村の農夫傳治左衛門により石炭発見

1721年(江戸時代):柳河藩家老小野春信、平野鷹取山を開坑

1857年(江戸時代):三池藩、生山を開坑

1873(明治6)年:日本坑法公布、三池炭鉱が官営となる

1889(明治22)年:政府から三池組へ三池炭鉱の経営権一切の引渡完了

1896(明治28)年:勝立坑操業開始(~昭和3年閉坑)

1898(明治31)年:宮原坑操業開始(~昭和6年閉坑)

1902(明治35)年:万田坑操業開始(~昭和26年閉坑)

1908(明治41)年:三池港竣工、長崎税関三池税関支署開庁、三池港倶楽部設置

1940(昭和15)年:三川坑操業開始(~平成9年閉坑)

この後は労働争議とか炭鉱爆発とかであんまりアレなので省略します。

 

 

おわりに。

ここに来たら是非 観光ガイドをお願いしてください!

ガイド無しで得られる情報なんて、景色と観光案内の看板だけです。

ガイドさんは色んな情報を知ってるので、とても勉強になります。

通常は30分くらいで一通りの案内が済むらしいけど…

僕は1時間くらい色々おしえてもらってました(;´∀`)

これから、旧長崎税関三池税関支署とあいあい広場へ向かいます(∩´∀`)∩

 

炭鉱関連施設の宮原坑を見学したときの記事です。

世界遺産 [三池炭鉱 宮原抗跡]大牟田市宮原町

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見識深まる二回目の[宮原坑跡]見学

おわり。

コメント

  1. […] […]

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