八女市民のツネ君に案内してもらいました\(^o^)/
ここは、秋のお祭りでは人形芝居が奉納され、多くの人でにぎわうそうです。
人形芝居は文化財に指定されています。
駐車場もトイレもあります。
入口。白い鳥居と灯籠。
正面に赤い車が止まってるけど、そこは駐車場じゃない。
鳥居をくぐって右側には契約者用の駐車場があります。
参拝者用の駐車場は坂を上った先にあります。
僕は風の精霊と契約してるから契約者用の駐車場をつかえるけど、
ツネ君は、普通の一般人の人なので参拝者用の駐車場に止めます。
契約者用の駐車場にはキレイな公衆トイレがあります。
トイレの向こうには池があります。
参道を進むと、左側にひらけたスペースがあります。
右側に見える石垣の上は参拝者用の駐車場です。
ひらけた場所にはコンクリートブロックが並んでいます。
この上に人形灯籠の舞台が組み立てられるそうです。
後ろに見える白壁の倉には、舞台設営や人形芝居に必要な道具が納められているそうです。
↑の写真は、石垣(観覧席)の上から撮っています。
人形芝居が上演されるときには、右側に見える石垣が観覧席になり人で埋め尽くされるそうです。
八女市のホームページには灯籠人形上演の様子が載っています。
→[八女福島の燈籠人形]
悪そうな兄ちゃんが写り込んでるけど、顔が怖いだけで中身は一般人のツネ君です。
舞台のわきには人形灯籠の由緒書きがあります。
重要無形民俗文化財
「八女福島の燈篭人形」
燈篭人形は延享元年(一七四四)に八幡宮放生会に奉納されたのが初まりで、
当時は至って簡素な設備をなし燈火を点じ飾人形を陳列奉納したものであったが、
次第に改良され飾付人形から棒、糸によるカラクリ仕掛けの人形を動かすようになったものである。
燈篭人形が郷土の民俗芸能として高く評価されるのは古い伝統だけではない。
豪華な二階建ての屋台が一本の釘や鎹も使わないで自由に組み立て解体ができるようになっていて、
この屋台の中で囃子にあわせて人形をあやつるもので、糸や人形遣いの姿は見えないのが特徴であり全国に例がないとされている。
屋台が出現したのは明和年間(一七七二年頃)といわれ、現在のようになったのは天保年間(一八三五年頃)である。
この屋台の二階には囃子方十五人、人形遣いは横遣い下遣いに分かれ、
横遣いが東西それぞれ六人計十二人、下遣いは人形一体に六人を配し、その他背景係等総勢四十人から五十人が出演、
囃子方の地唄につれて人形が舞うカラクリの精巧さは、まさに優雅で嘆賞久しするものである
八女福島の燈篭人形保存会
延享元年(1744)は、今から275年前Σ(゚□゚*)!
275年前に初めて人形が奉納されたってことは、それ以前から福島八幡宮があったのか!
すげー(∩´∀`)∩いにしえ~
1744年っていうと、あのサウード家がムハンマド・イブン=アブドゥルワッハーブを保護した年よ!!ふぉーーー(@o@)!
サウード家とかワッハーブとかなんのこっちゃ分からんけど、Wikipediaに書いてあったからそうなんやろ(゜∀。)
さらに参道を進むと、柱が二本たっています。
柱のそばには祭神の名前が書かれた看板が立っています。
祭神
十五代 應神天皇(おうじんてんのう)
息長足姫尊(おきながたらしのひめのみこと 神功皇后(應神天皇の母君))
武内宿禰命(たけうちすくねのみこと)
武内宿禰命は、300年もの間 天皇(5代)に仕えたとされる人物で、日本銀行券の顔になるほどのお偉いさんです。
狛犬は顔が大きくて鼻がつぶれた柔らかい表情。
文久三年十二月吉日に石工 池田利助秀久がつくったもの。
ここから4.5㎞ほど離れたところにある正八幡宮(八女市忠見)にも池田利助秀久がつくった狛犬が居ます。
階段を登ると、社があります。
なんで、わざわざ高台を作って社を建てたんやろか?
平地のままの方がアクセスしやすいやん?洪水対策かな?
回廊の一部がくずれています。老朽化かな?災害かな?
拝殿。珍しい陶器製の灯籠があったけど、金網で囲まれててキレイに写真撮れなかった:;(∩´﹏`∩);:
拝殿には立派な彫刻がほどこされています。
両脇にはお酒が奉納されています。
桐の紋が二種類ある‥、扉には五三桐、のれんには七五桐。どういうこと?
唐獅子牡丹と雲竜の図。
鬼瓦には十四菊の紋と、五三桐の紋があります。
小さいところまでしっかり造られています。
ここには七五桐の模様があります。
青空をバックに撮りたかった:;(∩´﹏`∩);:
拝殿の奥には小さな社があります。
神殿の奥には、これくらいの境内社が6つ並んでいます。
これは山王宮(別称 日吉神社)
祭神は大山昨命(おおやまくいのみこと 山の神様・酒の神様)
他には、湯布賀社、妙見宮、松尾社、素戔嗚社、天満宮があります。
この石灯籠は天明年間のもの。
天満宮内で確認できたものの中ではこれが一番古い。
[天明三卯癸卯暦]と刻まれています。
天明三年は西暦1783年(2019年から236年前)、この年は浅間山の大噴火で約二万人が亡くなりました。
塀は傾いていて、鎖で支えられてます。
回廊は一部が崩れてたし、他にも古くなって壊れそうなところが何ヵ所もあったから心配になる_:(´ཀ`」 ∠):
さいごに。
もっとユックリ見て回りたかったけど、連れのツネ君が一瞬で疲れてしまって、早々に撤収してしまいました(つ﹏<。)
ツネ君は闇属性なので昼間は得意じゃないようです(;’∀’)
今度はカラクリ人形芝居やってるときに見に来たいな(๑´◡`)
平成三十年の公演は、9月22日(土)・23(日)・24(月祝)の
午後1時半・3時・4時半・7時・8時半から約30分間だそうです。
八女市のホームページに飛びます↓
おわり。
ここと同じ神様を祭ってる→正八幡宮(八女市忠見)
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