福岡県柳川市隅町の[宮地嶽神社]を撮影してきました＼(＾o＾)／
とても綺麗な神社で写真撮りやすかった♪
駐車場は有るけど、トイレはありません。
トイレは、ココから徒歩１分のところにある三柱神社の公衆トイレをどうぞm(__)m
－－－－－－－
創建
慶応二年寅年二月二十二日、柳河の商家の有志が宗像郡の御本社より御分霊を受け開運厄除・商売繁盛・家内安全・交通安全の神様として奉祀申し上げたのであります。
－－－－－－－
－－－－－－－
柳川の宮地嶽神社縁起
柳川地方の信者一同相計って宮地嶽本社に御分霊を懇願し、生命をかけるほどの熱意が実って慶応二年三月待ちに待った御社殿が柳川の地に造営されました、お陰で当社は第一分霊社となりまして宮地嶽大神を祀る神社は宗像本宮と柳川だけという由緒の深いお宮でございます。私どもの開運をお守りくださる御成徳は幾千代までも極ないことでありましょう
－－－－－－－
鳥居をくぐると、灯籠と神橋、その奥には神門が見えます。
神橋のすぐ手前に居る狛犬。えらく角ばってる。
[角ばってる]というより、立方体の石材を目一杯つかって彫られた コスト削減を優先したようなデザイン。
神橋と神門。
橋の下の小川にはオイカワ(オス)が群れで泳いでました。
神橋を渡ると、立派な？質素な？質実剛健？みたいな門。
なんて表現するんかな(;’A`)？学がないから上手い日本語が出てこない。
派手な彫刻は無い、大工さんの仕事。
社紋は[三〇松]。よく見えなかったけど、たぶん宗像の宮地嶽神社と同じ[右三階松]やろ？
それにしても、この屋根の曲線はこうやって作ってるんやね(⦿＿⦿)
幅の狭い裏板を並べて、８層も重ねて曲面を作ってる！
[宮地岳三柱大神]。宮地嶽じゃないの？[岳＝嶽]なの？嶽は旧字体なのかな？
神門をくぐると拝殿が現れます。美しいデザイン。
僕みたいな素人でも[コレは、何かただものじゃないな]っていうのが分かる。
その辺で見かける神社とは全く雰囲気が違う。
－－－－－－－
本社の建築上の特色
本社の拝殿は寺社建築の権威者京都大学名誉教授工学博士福山敏男先生(柳川市城内出身)に設計を委嘱され鎌倉時代初期の神社様式にのつとつて建立されたもので郷土の貴重な文化財であります。
柳川市隅町 宮地嶽神社
－－－－－－－
何文化財なんやろ？柳川市のホームページを見てもコレに関する記事は見付かなかったけど…？
神橋わきの狛犬と違って、こっちは生々しいデザイン。石工は梅﨑為蔵さん。
キレイな注連縄と、お酒のお供え物。
お賽銭箱が置いてあるということは、この辺は治安がイイんやね(∩´∀｀)∩
雲と鹿が彫られた石灯籠。これは久留米競輪にあったものと良く似てる。
宮地嶽神社 第一御分霊社。
拝殿を横から。画像左側が鳥居、右側が神殿。
コンクリでキッチリ作られた基礎の上に、鎌倉時代の建築様式が乗ってる…この外観は歴史的なテクノロジー感が違和感よね(;’∀’)
本殿の横を通って神殿へ向かいます。
－－－－－－－
御祭神
勝村大神 藤之高麿
息長足比売命(おきながたらちひめ) 神功皇后
勝頼大神 藤之助麿
上三神を「宮地嶽三柱の大神」と申し奉り、天津神を併せて御奉祀いたしております。
－－－－－－－
画像右下に狛犬が居ます。
多分この狛犬のデザイナーは、神橋わきの狛犬と同じ人。各部の意匠がよく似てる。
植物のおかげでこっちの方が劣化が進んでる。
神殿の後ろ側だけ新築みたいにピカピカ。屋根は古いままやし、なにがあったんやろ？
神社のすぐ後ろには沖端川が流れてて、その向こうにはハリウッドワールド美容専門学校が見えます。
宮地嶽神社社務所。
社務所の脇には、鎮魂碑と祖霊社。
社務所脇に転がってた神額と品利戦。もちろん右から読むから[戦利品]ね！
昔は口が４つで品やったんやね(*´﹃｀*)いにしえ～♪
大牟田市鳥塚町の三笠神社にも[戦利品]って刻まれた石があったけど‥
戦争で、他所の国の石を持って帰って来たってことなのかな？
拝殿から鳥居の方向を写した写真。
駐車場には普通車が8台くらい止まれる広さ。
三柱神社は有名(川下りの隣やから観光客も知ってる)やけど、宮地嶽神社は知らないって人は多いんやないかな？三柱神社に来たなら、是非ココも見に来てほしい。
ここに来る前に三柱神社を散策してきたけど、建物の作りはコッチが格上、上質、丁寧。境内の建物や置物の配置なんかもキレイ。
それにゴミが落ちてなかった！
人の目につくところはちゃんと草刈りされてるし、落ち葉も回収されてるみたいで気持ち良かった(๑’ڡ’๑)
おわり。
コメント