魚が主役!?[釣殿宮]みやま市瀬高町太神2686

みやま市瀬高町太神 釣殿宮 珍樹魚の木 竜宮の亀 みやま市

福岡県みやま市瀬高町太神2686の[釣殿宮]を散策してきました\(^o^)/

国道から車で5分くらいの場所で駐車場が有るので気軽に立ち寄れるお宮です。

なんとか生き残ってる天井絵と、匠の彫刻と、珍樹のおかげで画像いっぱい(38枚)ページです、

表示が遅いかもしれません、お急ぎの方は別の記事をドーゾ(;^_^A

社名:釣殿宮

社紋:十六菊

所在地:福岡県みやま市瀬高町太神2686

経路:国道209号線上[吉里信号]から東へ入って堤防沿い。

駐車場:あり

トイレ:あり


国道209号線上[吉里信号]この画像からすると右折ね。映ってないけど右側の水色の建物の手前に道があるの。

国道209号線 吉里信号 瀬高町河内 天満神社

 

ココから入って堤防沿いを進むと、川が分岐してて水門の向こう側。

吉里信号からはクルマで5分くらいで到着。

田んぼばかりのところに木がモコモコしてるから目立つ。赤い屋根の建物が釣殿宮。

手前の門柱から入るとスグ道が狭くなるから、クルマで行くならもう一つ奥から入ってね。

みやま市瀬高町太神 釣殿宮 門柱 駐車場

 

門柱から入ると、鳥居とその横に[珍樹 鯉の木]がある。

福岡県みやま市 釣殿宮 鳥居 鯉の木

補強された鳥居。

久留米市なんかは金持ってるからか知らんけど「老朽化?じゃあソレ破壊して新品作っとけ」みたいなノリでどんどんイニシエがなくなってるから、こういう古いものを残しつつ実用に耐えるように補修してるの好き(´▽`*)

 

参道を進むと、灯篭→狛犬→灯篭→灯篭→拝殿。

瀬高町太神 釣殿宮の参道 灯篭 狛犬

 

狛犬は、悪意が無くて温厚そうなアホ面(*´з`)

みやま市瀬高町太神 釣殿宮 狛犬 アホ面

 

ドレッドヘアーに縦ロールしっぽ。

釣殿宮 狛犬 ドレッドヘアー 縦ロールしっぽ

 

参道の左側には[珍樹 魚の木]と[珍樹 竜宮の亀]

みやま市瀬高町太神 釣殿宮 珍樹魚の木 竜宮の亀

一か所に3つも珍樹があると、「ほんまに珍しいんかコレ?」って疑いの念に駆られるよね(-_-)

魚の木の説明書きはこう書いてある、

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瀬高町の珍樹 瀬高町・釣殿宮 魚の木

この地区一帯には、天智天皇(626~672)が皇太子時代に訪れ、住民は島のほとりに網を引き、腹の赤い魚を取り献上したという伝説が残っています。

その後、腹の赤い魚は[腹赤(はらあか)]と呼ばれ、地元では祝いのお供え物になったそうです。

釣殿宮の建物の至る所で、そんな伝説を今に伝える魚の彫刻を見ることができます。

それからこの珍樹[魚の木]。[餌を求めて大口を開け]ていたり、[四方八方を動き回り、やっと餌を口に入れた]ようにも見えます。

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なるほど、これで天智天皇の縁で十六菊の紋なのね(^^♪

 

釣殿宮の珍樹シリーズ


拝殿。ガラガラはあるけど、お賽銭箱は無い。

瀬高町太神 釣殿宮の拝殿 虹梁 魚

 

拝殿 虹梁には魚が二匹、鯉系のサカナやね。装飾は水・波。

釣殿宮 虹梁 魚 鯉 彫刻

だいたい、こういう目立つところには龍とかがいるんやけど、魚。

 

拝殿の中。天井絵を壁に掛けられた額絵。巨大しゃもじと由緒書がある。

みやま市瀬高町太神 釣殿宮 天井絵 本殿

由緒書にはこう書いてある↓。

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釣殿宮 つってんさん

古書によると、天智天皇が即位前、西国修行で筑後の国江の崎より小佐島(長島)に立ち寄られた折、御労を休められ、網を引く海人に魚を召されました。その魚の名を尋ねられたら、里人は[はらか]と答えました。天皇の所望により即位後、この魚を飛鳥へ贈ったとされています。

往年、この釣殿宮は腹赤宮(はらかぐう)とよばれていました。

江の崎より舟を浮かべて御舟を着けられた此の所を[釣殿]といい、社の西に御旗を立てられた所を[御旗の森(御幡の杜)]、御鉾(ほこ)を納められた所を[鉾納森(鉾立の杜)]とよばれています。

豊漁を祈願し、これを象徴化したとみられる[月日と釣り針]を描いた旗があります。秋には、この旗を押し立てて長島全域(宇津、古島地区を除く)でのお祭りがあります。

<南工区まちづくり協議会・みなみ地元学>

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本殿の彫刻

拝殿の彫刻はあんまりアレやけど、本殿の彫刻はすばらしー。彫りの深さ、彫りの数、綺麗な線!

水系とお花の彫刻が多かった。

拝殿の天井絵

主に戦国時代を描いてるみたい。

 

拝殿を進んで、本殿へ。なんだかとても美しく整って見える(*‘∀‘)

みやま市瀬高町太神 釣殿宮 本殿 綺麗

 

本殿の天井絵

なんと、本殿にも天井絵があるのですよ!すげー(@_@)

こっちは、戦争関係の絵かな?拝殿の絵よりも新しい時代が描かれてる。


本殿に向かって右側は御覧の通り何もない、裏には長島公民館があって、

みやま市瀬高町太神 釣殿宮 宮 外観

 

向かって左側には小さな宮がある。西の宮。

瀬高町太神 西の宮 物部阿志賀野神 石を祀る

ココにもご丁寧に説明書きがある。

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西の宮

物部阿志賀野神(もののべあしがのかみ)

この宮は、天慶神名帳に記載された山門二十六前の一つで、[物部阿志賀野神]に比定されている物部氏族の先祖神を祀る宮で、因幡家一族が、こうやの宮の祭事のあと祭祀をつかさどりました。昔の屋代は素朴な稲藁と青竹の屋形で、こうやの宮の氏子によって造られていました。

古代人は石に神が宿ると信じ、御神体として石を祀りました。ここの御神体は、葉っぱの化石 あるいは浮彫の人物かと思える模様のある石です。

<南工区まちづくり協議会・みなみ地元学>

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まちづくり協議会の人さん、ありがとうm(__)m

 

隣の敷地には長島公民館運動場がある。

福岡県みやま市瀬高町太神 長島公民館運動場 釣殿宮の隣

感想

広い宮じゃないから、気軽に見て回れます。

桜の木が植えてあったり、お花畑みたいな区画もあったから、春に行くとより楽しめそう(´▽`*)

お参りするだけじゃなくて、ちゃんと拝殿の天井絵を見てね!本殿の彫刻も見てよねm9っ`Д´)

おわり。

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